BLOGを読んでもらえれば容易に察しはつくことではあるが
僕は西洋文化が大好きだ。
しかしその一方
「風情」とか「情緒」といった
日本人特有の感覚も好きである。
四季折々を独自の感性と切り口で楽しむ民族である僕ら日本人にとって
特に夏はそう言った質感の文化を多く感じられる季節。
特に夏はそう言った質感の文化を多く感じられる季節。
花火や盆飾り、蚊取り線香の匂いに浴衣に団扇。
日本の夏は短い。梅雨が明けて一ヶ月ちょっとしか実際はなく
暦の上で立秋は8月上旬に訪れる。
そんな短い夏を人は存分に日差しを浴びて楽しむ。
短い地上での人生を謳歌して雄叫びを上げる蝉時雨のように
様々な催しに繰り出しては、各々の思い出を紡ぐ。
そもそも日本の夏のアイコン「花火」なんかは
まさしく日本人特有のその一瞬を楽しむ
「瞬間の美学」が表現されている最たる存在ではないだろうか。
花火師ではないので本当のところは分からないけれど
綺麗な花火を作り、打ち上げるまでには
相当な手間と労力が注ぎ込まれていると推測される。
打ち上げ一つにしたって、点火装置と
それを遠隔コントロールするシステムの構築
更には打ち上げのタイミングまで緻密に計算されていなければならない。
夜空に彩色豊かな閃光を炸裂させるほんの数秒の為に
その数倍数十倍の時間が費やされているに違いないのだ。
本題と話は逸れたが、何が言いたいかというと、
今回はそんな日本人特有の、手間を味わう食文化を紹介したい。
下町のトラディショナルソウルフード
「もんじゃ焼き」である。
もんじゃ焼きというと、はっきりいって僕には
ぼんやりとした食べ物というくらいの印象だ。
それは物心ついてから、
ちゃんともんじゃ焼きと向き合っていなかった事に起因する。
なんとなく焼いて、なんとなく食べていただけで、
その手間を味わう事をしてこなかった訳だ。
だから焼き方、食べ方だってなんとなくでしかない。
もんじゃもロクに知らない僕は下町だったら侮蔑され、ハジかれ者になるに違いない。
そんななんちゃって下町野郎も安心。
今回足を運んだ山梨県昭和町にある
お好み焼き/もんじゃ焼の店 【ばん】
は世間知らずなcity boyも安心して
下町の古き良きソウルフードを味わうことができるのである。
(昭和町は下町ではないけどね)
親しみを込めて下町風に呼ばせていただくと、
愛想の良い世話好きなおばちゃんが、焼き方、焼き加減、アレコレと
優しくレクチャーしてくれる。
初心者も安心して美味しいもんじゃ焼きが食べられる。
自分で手間かけて焼いたもんじゃは格別だ。
手間ごとヘラに取って味わう伝統的な食文化もんじゃ焼き。
粋である。
お好み焼き ばん
055-233-8787
山梨県中巨摩郡昭和町清水新居1502
日曜営業
火曜定休
日本の夏は短い。梅雨が明けて一ヶ月ちょっとしか実際はなく
暦の上で立秋は8月上旬に訪れる。
そんな短い夏を人は存分に日差しを浴びて楽しむ。
短い地上での人生を謳歌して雄叫びを上げる蝉時雨のように
様々な催しに繰り出しては、各々の思い出を紡ぐ。
そもそも日本の夏のアイコン「花火」なんかは
まさしく日本人特有のその一瞬を楽しむ
「瞬間の美学」が表現されている最たる存在ではないだろうか。
花火師ではないので本当のところは分からないけれど
綺麗な花火を作り、打ち上げるまでには
相当な手間と労力が注ぎ込まれていると推測される。
打ち上げ一つにしたって、点火装置と
それを遠隔コントロールするシステムの構築
更には打ち上げのタイミングまで緻密に計算されていなければならない。
夜空に彩色豊かな閃光を炸裂させるほんの数秒の為に
その数倍数十倍の時間が費やされているに違いないのだ。
本題と話は逸れたが、何が言いたいかというと、
今回はそんな日本人特有の、手間を味わう食文化を紹介したい。
下町のトラディショナルソウルフード
「もんじゃ焼き」である。
もんじゃ焼きというと、はっきりいって僕には
ぼんやりとした食べ物というくらいの印象だ。
それは物心ついてから、
ちゃんともんじゃ焼きと向き合っていなかった事に起因する。
なんとなく焼いて、なんとなく食べていただけで、
その手間を味わう事をしてこなかった訳だ。
だから焼き方、食べ方だってなんとなくでしかない。
もんじゃもロクに知らない僕は下町だったら侮蔑され、ハジかれ者になるに違いない。
そんななんちゃって下町野郎も安心。
今回足を運んだ山梨県昭和町にある
お好み焼き/もんじゃ焼の店 【ばん】
は世間知らずなcity boyも安心して
下町の古き良きソウルフードを味わうことができるのである。
(昭和町は下町ではないけどね)
親しみを込めて下町風に呼ばせていただくと、
愛想の良い世話好きなおばちゃんが、焼き方、焼き加減、アレコレと
優しくレクチャーしてくれる。
初心者も安心して美味しいもんじゃ焼きが食べられる。
自分で手間かけて焼いたもんじゃは格別だ。
手間ごとヘラに取って味わう伝統的な食文化もんじゃ焼き。
粋である。
まず見た目で媚びていない。それがもんじゃ焼きの粋な部分。 |
おつまみにいかわたホイル焼き。 煮詰めていくとわたのコクが増し、 濃厚なわたにゲソを絡めると 絶品というほかに形容する言葉は見当たらない。 |
ノンアルコールならラムネ、お酒ならお茶割りをチョイスする。 夏のもんじゃを粋に味わうならば、 ここでピーチウーロンだのカシスオレンジだのは御法度。 そもそも下町にはそんなものはないのだ。 |
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アツアツの焼きたてもんじゃをヘラで取り 猫舌であろうと動じることなく鉄板からダイレクトに口へ運び ハフハフ言いながら食べるのが 下町の流儀。 |
このお店に好感が持てるのは マナーに配慮している点。 周りのお客様への迷惑にならないよう促す注意書きがあったり 鉄板があるので、安全面を含めた上で六歳未満の子供の入店は出来ない。 いい意味で媚びないスタンスが、お店の雰囲気と 食事を楽しむ時間を守ってくれている。 |
お好み焼き ばん
055-233-8787
山梨県中巨摩郡昭和町清水新居1502
日曜営業
火曜定休
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