About"TOMMY"

1/27/2014

#62 izumo03

世の縁をむすぶ神。出雲大社を参拝する。

いよいよやってきた出雲大社。生憎の雨で身体も冷える。傘など差して片手間になってはいけないということで、雨合羽を着用。これで思う存分祈願できる。
出雲大社の参拝は一般的な神社の二礼二拍手一礼ではなく
二礼四拍手一礼
となっており、
作法1つとっても、他の神社にはない特別感。
出雲大社が数ある神社の中でも高位で偉大だということが窺える。
合羽を着ていて分からないと思うが、僕ら二人、
神前ということでしっかりジャケットにネクタイという正装で臨んでいる。

鳥居をくぐる前に記念撮影。



出雲大社の敷地は広大。参道を歩く。

今年の干支でもある馬を撫でる。



出雲大社といえばこの巨大なしめ縄を思い浮かべるかと思うが
じつはこれ、本殿ではない。


出雲大社に祀られているオオクニノヌシ。「古事記」のなかでも有名な因幡の白兎というエピソードを再現したもの。このエピソードこそオオクニノヌシの懐の大きさを物語る重要なファクターである。気になる人がいたらgoogle先生に尋ねてみるといいだろう。






出雲大社は昨年、平成の大遷宮という5年がかりの一大補修イベントが行われたばかり。
伊勢神宮は20年に1度行われる通称、「神様のお引っ越し」
出雲大社はなんと60年に1度という半世紀以上のロングスパンで行われる。ということは次回の遷宮が行われるのは僕が齢80も後半に差し掛かったころである。

こちらが本殿になる。内部の撮影は不可。警備員もしっかり配置され厳格な雰囲気が漂う。

おみくじがびっしり。

こちらが本殿の裏手。その大きさがお分かりいただけるだろうか。


 偶然が偶然を招き、不意に訪れることとなった出雲の地。しかしそこに行こうと思わなければ一生来ることはなかったかもしれない。このタイミングだったからこそ、こうして出雲大社に参拝することができた。これも何かの縁とはよく言ったもので、僕らは導かれていたんじゃないかと思う。
思い起こせば、一緒に今回の遠征に同行してくれた、スタイリストを務める橘田さんと出会ったのも些細な偶然の産物だったのだ。ひょんな出会いから歳月を経て、今では互いの目標、目的を果たすために切磋琢磨する。先輩でもあり、仲間であり、パートナーのような存在として僕にとっては重要な人物に他ならない。
なにをするにも縁は大切である。人だけでなく、物や、環境に出会うのも縁が重なって具現化し現実の事象として顕れる。偶然は単なる偶然ではなく全てに意味があり自身に必要な出来事なのではないだろうか。つまりよく言われている『偶然ではなく必然』である気がしてならない。無駄なことなど何一つないのだ。過去は現在の自分の背中を押し、未来へと歩を進ませることが出来る。今までに出会った縁、これから出会うであろう縁、どれだけ些細な出会いや出来事も大切にしていきたいと今回の遠征で改めて強く感じた。

0 件のコメント:

コメントを投稿